MAMPのインストール 2022

アイキャッチサーバーの準備

本記事は、MAMPのインストールの手順です。

MAMPとは

MAMPは、WordPressなどのテストを目的としたWeb環境(Webサーバー、データベースサーバー、PHPなどがインストールされた環境)を自分のPC上に簡単に構築する事ができます。
そして、無料で利用できます。但し、この無料のMAMPには、WordPressが、インストールされてないため、別途、その環境にインストールする必要があります。また、MAMP に機能が追加された 有料版のMAMP PRO もあります。今回の記事は、無料版のMAMPについて記載しています。「MAMP PRO & MAMP Comparison Matrixに、比較表がありますので、参考にしてください。
無料版は、WordPressを別途インストールする必要がありますが、難しくありません。別の記事で紹介します。
WordPressを始めたばかりの方は、まずは、無料版で色々試して操作方法やどのような機能があるのか、覚えていくのがよいのではないでしょうか。

MAMPに含まれる主な機能は、こちらです。詳細は、「MAMP PRO & MAMP Comparison Matrixを参照。

MAMPの主な機能
  1. Web Server
    1. Apache
    2. Nginx
  2. Database Server
    1. MySQL
  3. Web開発言語
    1. PHP
    2. Python
    3. Perl
    4. Ruby

インストール

対象バージョンとOS

今回使用するMAMPのバージョンは、5.0.5 です。
インストールする環境のOSは、Windows 10 です。

ダウンロード

MAMP公式サイトより、MAMPを自分のPCにダウンロードします。

ブラウザより、MAMP公式サイトへアクセスし、タイトル画像の上にあるボタン「Free Download」をクリックします。

MAMP公式サイト
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ボタン「MAMP & MAMP PRO 5.0.5 Windows 10」をクリックし、自分のPCの任意の場所にダウンロードをします。ちなみに、この時、ダウンロードしたファイル名は、「MAMP_MAMP_PRO_5.0.5.exe」でした。ダウンロードを行った日によっては、新しいバージョンになり、ファイル名が変わりますので、このファイル名とは異なる場合がありますのでご注意ください。

MAMPダウンロード画面

インストール

ダウンロードしたファイル「MAMP_MAMP_PRO_5.0.5.exe」を実行します。するとMAMPのセットアップウィザードが開始します。ボタン「Next >」を押します。

MAMP Setup Wizard
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「MAMP PRO」は、無料版として使用する為、含めないためチェックしません。
「Install Apple Bonjour (used for MAMP Viewer)」も、「MAMP PRO」の含まれる機能の為、チェックしません。
ボタン「Next >」を押します。

MAMP Setup Please provide additional setup options
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ライセンス契約を読み、ラジオボタン「I accept the agreement」を選択し、ボタン「Next >」を押します。

MAMP Setup License Agreement
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インストール先を指定します。今回は、「D:\MAMP」にしました。
ボタン「Next >」をクリックします。

MAMP Setup Select Destination Location
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スタートメニューのフォルダ名は、「MAMP」にして、ボタン「Next >」をクリックします。

MAMP Setup Select Start Menu Folder
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MAMP起動用のデスクトップアイコンを作成する場合は、チェックしボタン「Next >」をクリックします。

MAMP Setup Select Additonal Tasks
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設定した内容の確認画面で、設定内容に誤りがない事を確認し、ボタン「Install」を押します。

MAMP Setup Ready to Install
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インストールが始まりますので、完了画面がでるまで待ちます。

MAMP Setup Installing
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セットアップウィザード完了画面が表示されたら、ボタン「Finish」を押すとインストールが完了です。

MAMP Setup exit Setup

起動確認

インストール後に、行った初期設定について説明します。

起動

MAMPを起動します。今回は、Windowsのタスクバーにある検索ボタン(タスクバーの虫眼鏡のアイコン)を押し、検索キーの入力欄に「MAMP」と入力し、検索結果からMAMPをクリックして起動します。また、今後の繰り返し起動すると思いますので、MAMPをクリックせず、検索結果の画面の右下にある「タスクバーにピン留めする」をクリックし、タスクバーに追加し、そこから起動でも良いと思います。

Windows Search bar
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Apatche と MySQL を起動する為、メイン画面の右側に中央あたりのボタン「Start Servers」をクリックしてます。

MAMP Main 画面
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Apache と MySQL が起動に成功すると、右上のところに、緑のが表示されます。

MAMP サービス起動確認
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ブラウザから、URL「http://localhost/MAMP」でWebサーバーへアクセスします。
「Welcome to MAMP」と表示されいるので、Webサーバーにアクセスできた事が確認できました。

MAMP 管理サイト

WordPressは、別途インストールする必要があります。このつづきのMAMP環境へWordPressのインストールは、ブログの「MAMP環境へのWordPressのインストール」となります。

ポートが競合して起動できなかった場合

APACHEが使用するデフォルトのポートは、「80」ですが、今回の環境では、既に、MAMP以外でインストールしたWebサーバーが、ポート「80」が使用していた為、このような警告ダイアログが表示されました。同じポートは、使用できないため、このままでは、APACHEが、ポートが使用できず、動作しないのでAPACHEが使用するポートを「80」以外にします。MAMPのメイン画面からポートの変更を行うので、警告ダイアログボックスのボタン「CANCEL」を押します。

MAMP PORTS USED WARNING
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MAMPのメイン画面が、表示されたら、上の方にあるメニューから「MAMP」->「Preferences…」をクリックします。

MAMP メイン画面
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PREFERENCES画面が表示されたら、上部にあるメニューの「Ports」をクリックします。
今回の環境では、空きポート「8180」を使用します。その値を「Apache Port」と「Nginx Port」に入力します。MySQL のポート「3306」も私のPCでは、既に使用している為、空きポート「53306」に変更します。その後に、ボタン「OK」をクリックしてます。空きポートの調べる方法は、ブログ「空きポートの調べ方」を参照してください。

MAMP Ports 設定
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メイン画面の右側の中央あたりのボタン「Start Servers」をクリックしてApatche と MySQL を起動できれか確認してください。

MAMP Start Servers
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Apache と MySQL が起動に成功すると、右上のところに、緑のが表示されます。

MAMP サービス起動確認
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ブラウザから、URL「http://localhost:8180/MAMP」でWebサーバーへアクセスします。(Webサーバーのポート番号を 80 から 8180 に変更している為、URLに ‘:8180’ を追加しています。※80の場合は、httpのデフォルトのポート番号の為、URLに記載不要です。また、記載してもアクセスできます。)
「Welcome to MAMP」と表示されいるので、Webサーバーにアクセスできた事が確認できました。これで、MAMPのインストールは、完了です!!

MAMP 管理サイト

WordPressは、別途インストールする必要があります。このつづきのMAMP環境へWordPressのインストールは、ブログの「WordPressのインストール」となります。

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